ワインの飲み残しの対処法!簡単な保存方法とおいしいレシピを解説

おいしいワインを楽しんでいたが全部は飲み切れなかった場合に、ちゃんと保存したりできないとせっかくのおいしいワインが無駄になっていまいますよね。

この記事では、自宅にあるものでできるワインの簡単な保存方法と、味が落ちてしまったワインをおいしく楽しむためのレシピを紹介していきます。

目次

ワインの賞味期限はどれくらい?

そもそも、ワインの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?

基本的にコルクを開けていないワインの保存期限はないため栓を開ける前であれば何年でも保存しておくことができます。しかし、いったん栓を抜いてしまうとワインの酸化が進み、時間と共に味のクオリティは下がっていきます。

きちんと冷蔵庫で保管をすれば賞味期限は5日程度、そのまま放置してしまうと次の日には風味が落ちてしまいます、、、

正しい保管の方法を学んで、ボトル最後の1滴までおいしく楽しみたいですね。

開封後のワインの賞味期限はだいたい最長5日くらい!早めに飲みきるのがおすすめ!

飲み残したワインの保存の方法について紹介!

ワインを飲み残した場合に、おいしい味わいを保ったまま保存するにはどうしたらよいのでしょうか。

気軽にできる3つの方法について紹介していきます!自宅にあるものを上手に使って保管できる方法もあるので是非試してくださいね。

      1.ワインストッパー
を使う方法
2.サランラップ
を使う方法
3.小さいボトル
を使う方法
おすすめ度★☆☆★★☆★★★
保管期間4~5日2~3日2~3日
市販のワインストッパー
を利用して保存する
方法です。

  ワインストッパーは
Amazonやスーパーで
1000円程度で
購入ができます。

編集部おすすめの
ストッパーはこちら
小さいペットボトルに
ワインを移し替える方法です。
ワインが空気に接する面が
少なくなるので、酸化
しにくくなっています。
 
小さいペットボトルなら
自動販売機にもありますので、
ストッパーを購入するより
ハードルが低いですね。
抜いたコルクに
ラップをかぶせたものを
もう一度ボトルにさして
保存する方法です。


この中で一番簡単に
実践できますが、
他の方法と比べて
 2~3日と保管できる期間が
短いので注意してください。

上記の方法で保存したワインは、縦にした状態で冷蔵庫に入れておくようにしましょう。横に寝かせた状態で保存してしまうと、空気に触れる面積が大きくなってしまいワインが酸化して風味が落ちるのが早くなってしまいます。

家にあるものを使ってもワインは保管できる!保管する際はボトルを縦にして冷蔵庫に入れておこう。

風味の落ちてしまったワインは他の方法でも楽しめる!

ここまでは飲み残したワインの保存方法について説明しましたが、うまく保管できずに風味が落ちてしまったワインもちょっとした手間を加えるおいしく楽しむことができます。

今回は、カクテル、ホットワイン、デザートの3つの楽しみ方について紹介していきますね!

1.ワインカクテルにする

ワインの飲み残しを楽しむ方法の1つ目としては、ワインカクテルにするという方法が挙げられます。

飲み残して少し風味や味に変化が出てしまったワインでも、ジュースやフルーツを混ぜてカクテルとすることでフルーツの酸味や香り、甘みがワインと合わさりまた違った味わいを楽しむことができます。

ここでは赤ワイン、白ワインをベースに簡単に作れるカクテルを2種類紹介しますね。

夏の暑い日やお風呂上がりでもさっぱり楽しむことができますよ!

 1.カリモーチョ2.オペレーター
材料
(1杯分)
赤ワイン 60ml
コーラ  60ml
氷    適量
白ワイン      60ml
ジンジャーエール  60ml
レモン汁      適量
   氷      適量
作り方赤ワインの中にコーラを注ぎ、
氷を入れて混ぜるだけ。

お好みでレモンを飾ってもOK
白ワインにジンジャーエールを注ぎ、
レモン汁と氷を入れて
混ぜるだけるだけ。

どちらのカクテルも、ワインとコーラ、ジンジャーエールの割合は半分半分と覚えておけば簡単ですね。是非試してみてください。

2.ホットワインにする

2つ目はホットワインにするという方法。ホットワインは身体を温める効果があるため、風邪や冷え性の防止のためにもピッタリです。欧米ではホリディシーズンになると屋外のクリスマスマーケットなどでよく飲まれています。

こちらも赤ワイン、白ワインをベースにした2つのホットワインのレシピを紹介します!

 1.赤ワインのホットワイン2.白ワインのホットワイン
 材料 
(2人分)
赤ワイン    300ml
はちみつ  大さじ2杯
シナモンスティック 1本
(半分に折る)
グローブ     3個
生姜スライス   2枚
オレンジスライス 2枚

※グローブはなくてもOK
生姜はチューブでも大丈夫です
赤ワイン    300ml
はちみつ  大さじ2杯
シナモンスティック 2本
生姜スライス   2枚
オレンジスライス 2枚



※赤ワイン同様
生姜はチューブでも大丈夫です
作り方小さい鍋にオレンジスライス以外
の材料を入れて弱火で温めます。

沸騰の直前でオレンジスライスを入れて
さっと温めたら火を止めてください。

耐熱のグラスやマグカップに入れて
完成です。
小さい鍋にオレンジスライス以外
の材料を入れて弱火で温めます。

沸騰の直前でオレンジスライスを入れて
さっと温めたら火を止めてください。

耐熱のグラスやマグカップに入れて
完成です。

とても簡単ですよね。材料のオレンジはお好みでレモンやリンゴ、フルーツジャムを使っていただいても大丈夫です。アレンジしてお好みのホットワインを見つけてくださいね。

3.デザートに使う

3つ目としては、ワインを使ってデザートを作ってしまう方法です。

ワインの飲み残しは他の飲み物としてアレンジするだけでなく、お料理にも利用できます。料理が得意な方は、赤ワインで牛肉を煮込んだり白ワインで貝類の酒蒸しを作ったこともあるのでは?

今回は材料も少ない材料で簡単に作れるデザート「ソルベ」のレシピを紹介します。

 白ワインと梨のソルベ
 材料 
(2人分)
白ワイン  50ml
梨      1個
グラニュー糖 40g
水     75ml
レモン汁 大さじ1
作り方 梨は皮をむいて適当な大きさにカットし、
全ての材料をフードプロセッサーで混ぜ合わせます。

混ぜ終わったら薄いお皿に広げて冷凍庫で凍らせます。
固まりかけたところで一旦取り出してスプーンでかき混ぜ、
もう一度冷凍庫で凍らせて完成。

フードプロセッサーや薄いお皿がない場合は、
梨をすりおろしてから
ジップロックにすべて材料を入れて混ぜ合わせても作れます。

また、梨はリンゴなどお好みのフルーツに変えてもOK!

まとめ

飲み残してしまったワインの保存方法や他の楽しみ方について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

飲みきれなかったワインは、家にあるもを上手に活用して保存すれば後日もおいしく楽しめますし、万が一風味が落ちてしまってもカクテルやホットワインを作って別のテイストも楽しむこともできます。

また、最近ではの見切り型の小さいボトルのワインや缶に入ったワインなども売っていますので、一人で楽しむ場合は飲みきれるサイズのワインを選んでみても便利かもしれませんね。

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この記事を書いた人

ワインざんまい 記事監修 武井麻妃(たけいまい)
1991年東京生まれ。女優。2016年ワインソムリエの資格を独学により取得。2018年にはミス・ワイン日本大会にて準グランプリを受賞。
ミス・ワインとして日本ワインの普及や生産地の活性化のためのイベント活動に取り組む。趣味は、ワインのほかにも茶道、ダンス、筋トレ、オーボエ(高校で全国優勝)など。

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